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日     時:1997年9月6日(土)、7日(日)

会 場 場 所:宮城県仙台市 仙台市役所前市民広場

主  催  者:高齢者・障害者にやさしい交通シンポジウム実行委員会

参加スタッフ:青柳、前田、小宮山、水野

参 加 人 数:約200名

内容・所 感:
毎年行われている交通シンポジウムと福祉車両展示会である。初日に行われたシンポジウムの終了後には浅野宮城県知事に「JOY−VAN」を紹介する機会も作れた。福祉車両展示会は日本の乗用車メーカーはすべて出展しており、メーカー以外で出展していたJoy Projectは異彩を放っていた。出展している車両のほとんどは介助型の車両で、一部のメーカーは省力パワーステアリング等の改造を行い自立型車両も見られた。しかし、重度の障害者が運転できるシステムはまだ日本のメーカーにはコンセプトとして存在していないことが

 

日     時:1997年9月13日(土)

会 場 場 所:大分県大分市 大分市営陸上競技揚

主  催  者:全日本マスターズ陸上競技選手権大会

参加スタッフ:青柳、渡邊、前田、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:約50名

内容・所 感:
自動車保険でご支援いただいている「富士火災」がスポンサーとなっている競技大会で、「富士火災」からの要請で展示。高齢者を含む幅広い年齢層の競技会で、その中の高齢者目当ての展示だったが、競技会に来られた高齢者の方々は競技会に出るくらいなので皆非常に元気で、介助や車椅子とは無縁の人たちばかりであった。むしろ、会場で客待ちしているタクシー運転手や臨時売店の店員さんの方が興味を示してくれていた。自分には関係ないと思うと興味を示さない人たちの多さに驚くとともに、別なアピールの方法が必要だと感じた。

 

日     時:1997年9月15日(月)

会 場 場 所:大分県別府市 国立別府重度障害者センター

主  催  者:国立別府重度障害者センター

参加スタッフ:渡邊、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:40名

内容・所 感:
センターの理学療法士の高木氏からキャラバンの依頼。前日にはわざわざわれわれの宿泊先にまで訪ねてこられた。当日も道がわからないでしょうからと朝宿泊場所から行動を共にした。あいにくの天気でセンター玄関の車寄せでおこなったが次から次へと当事者が見学に訪れ休む暇もないほどであった。試乗した後も玄関のロビーで代表の渡邊といつまでも懇談する当事者が多く、数少ない当事者主体のリハビリセンターであるように感じられた。高木氏はこの後夜まで同行するなど非常に積極的に関わっていただいた。

 

 

 

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